CCクリームの便利な使い方

CCクリームとBBクリームには大きな違いがあります。BBクリームはベースメイクのオールインワンアイテムを目指して作られているのに対して、CCクリームは化粧下地のようにファンデーションの使用前の肌状態を整えるというところに重点がおかれています。CCクリームと一口に言ってもメーカーによって効果や機能に違いがあって、基本的には色補正と美容液効果なのですが、その他にも多くの機能を持たせているものも少なくありません。CCクリームはそういった理由から、メイク同様に正しい使い方をすることが大切になります。

 

塗る前にしっかりと洗顔や基礎化粧品で肌の状態を作っておき、適量を手の甲に乗せて軽く広げてから、均等に顔に伸ばしていきます。ここでべったりと顔につけてしまうと、後で透明感のない肌になりますので注意しましょう。CCクリームは、塗る場所や塗り方を変えることで効果が変わります。日焼け止めとして使用すると、ノーメイクでも肌の色を明るく見せることができますし、ワンポイントでハイライトとしても使用できます。肌のトーンを明るくする効果があるので、うまい具合にファンデーションと合わせて自然な陰影をつくると、顔立ちをシャープに見せてくれるといった使い方もできます。

 

CCクリームは、外出先でスキンケアが難しい場面でもメイクが崩れた部分を素早く修復することもでき、くすみや肌荒れをカバーすることもできます。化粧ポーチにCCクリームとスポンジ、ティッシュや脂取り紙などが入っていると安心感があります。崩れた部分をふき取って、CCクリームを薄く塗ってコンシーラーなどを薄く乗せてパウダーをはたけばOKです。